『次の出展までに進化する #スネアねこびっとくん NT金沢→浜松MMF』
2024年6月に出展したNT金沢では、ひとつだけだったマットスイッチを2つにして、交互の足踏みでスネアを叩けるようにしました。
これでより思い通りに叩く反応が得られた...と思いきや、事前のテストが不十分で、連打する(=マットを左右交互にダッシュ足踏みする)と、なんと叩く前にスティックが戻っちゃうという問題が発生。
NT金沢まで時間には余裕があったのですが、なんせ自宅開発でふつうの楽器を扱うと大きな音が出る問題があって、軽くチェックくらいしかできていなかったのです。
次に出る Hamamatsu Micro Maker Faire 2024 までは2週間しかありません。でもこれはちゃんと直したい!!
NT金沢から帰って早速トラブルシューティングです。
すぐに原因を発見しました。
よくありますよね(よね?)こういうこと。落ち着いて見たらなーんだ…って。
スイッチオンの動作は左右独立していたのにスイッチオフが両手で共通処理になっていました。
#スネアねこびっとくん は
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🦵人がマットを踏む
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🤖腕のソレノイドがON
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🤖スティックが回って太鼓を叩く
簡単に言うとそんな仕組みです。
マットが2枚になったことで、人は左右の足で交互にふたつのマットを踏むことになります。で、どういうことが起こったかというと…
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🦵人が左足で左のマットを踏む
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🦵右足で右のマットを踏んだ直後、左足を上げる
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📴踏まれていないので左のマットスイッチはオフになる
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📴共通処理になっていたので右のマットスイッチもオフになる
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🤖💬両腕のソレノイドがオフになる
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🟰右のマットを踏んだのに叩く途中でスティックが戻っちゃう
というわけで、太鼓を速く連打させようとすればするほど(=マットのON/OFF間が短くなればなるほど)思った通りに太鼓を叩いてくれない🤖アマノジャクロボになっていたのです。
ごく簡単なバグでした👨🦲いやーすぐにわかってよかった。
演奏・体験系の展示で大事なのは
改善後、実際にやってみると「意図通り」感が格段に上がって✨操作性がぐんとよくなりました。これですよこれ!演奏系はこういうところを少しずつアップデートして、よい体験になるようにしていきたいですね。
そして Hamamatsu Micro Maker Faire 2024 当日へ。トラブルなく展示ができました。よかったよかった。
無事終わったところで中身のコンパクト化
先ほどはソフトの改善、お次はハードを一つ改善します。
今までのスネアねこびっとくんは手持ちのモジュール
を組み合わせて動作させていたのですが、
これを一枚の基板にまとめました。
何がいいかってこれで設営や撤収、はたまた展示の途中で急にパレードなんか始まって会場を練り歩くために動かすぞーーーという時にも!
この一枚基板からコネクタをぱっぱと抜き差しするだけで、固定された状態からすぐに移動対応できます。
…ちゃんと動作してくれよな!(まだやってみたことはない)
次回の展示は9月
間に何も入らなければ、つぎのお披露目は Maker Faire Tokyo 2024 です。これに向けてはさらにコンテンツとして大型のアップデートをするつもり(できるかわからないのでまだ秘密)です!!!
というわけで、次回のスネアねこびっとくんにもご期待ください。
その前に!ものづくり即売会イベントをやります
お知らせ号でもお伝えしました通り、necobit と 猫とロボット社 飯田さん のダブル主催で進めております #つくまた が、いよいよ8月3日(土)に迫ってまいりました。
どんなイベントなのか・なんでやろうと思ったか・どうなったらいいな!まで、カワヅが軽く語った動画です→YouTubeでみる
入場無料です🆓✨2024年8月3日(土)11:00-16:00 千代田区外神田2-4-4 第1電波ビル8F
猛暑が続きますが、それにも負けないMaker達の作品をお楽しみください!お気に入りは連れて帰ってくださいね〜。
それでは、次回のねこびっと通信もお楽しみに!
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