『香川に行って色々見てきた』
1、直島
高松港にいるフェリーなおしま
2、香川高専等
3、フォーリーアーティスト
1、三菱マテリアルの精錬所、と、アートでできている!直島
アートはベネッセが作っているらしい(帰ってから調べて知った)
印象に残ったものは、家プロジェクトという古民家を使ったり作ったりしてその場所で現代アートを表現しているやつです。
「アートで町おこしだー」というと地域にまったく馴染んでいない異質なものがある…みたいなイメージをしていましたが、前情報なしに行ったこの島では、それが自然と馴染んでおり、とても見応えがありました。
各スポットには説明要員さんが常駐しており、こちらからコンタクトしないとアクションしない見守りに徹した役どころなのですが、
実は一つ質問すると10返してくれるくらいみなさんとても博識で素晴らしかった。こういうのはなんでもいいから聞いてみるといいね!
割と色んな人に勧められたけど見られなかった地中美術館
他、美術館も複数あって半日では見切れなかった。
この日はかなり天気が良かったが、家プロジェクトは自然光を活かした作品が多かったので曇りや雨の時もまた違った顔が見られて面白そう
なお、この島へ観光に来る人の大半が外国人でした。時期によるのかな????
2、特化スタイルなものづくり香川高専等
香川高専や卒業生が起こした会社などを見学させてもらった。
見させていただいたのはほんの一部の人や部屋だけなので偏った内容であることはご承知を。
necobit は💡思いついたらガーーーーっと試作までこぎつけるラピッドプロトタイプスタイルではあるけど、回路部分は自分で考えることが多く、そこは結構時間かかってます。
ここでの見学で刺激的だったのが、基本的にみんなPoCに完全特化したスタイル。
何かを作る時に既製品のモジュールを組み合わせて試作を高速で回して一品ものニーズに応えるという手法。
このやり方…量産のステージに進めるには別の会社の力が必要になるんですが…そこを割り切る代わりにとにかく早く実現することを仕事にしていました。
この方法が、またどの方法が良い悪い、ではなく。棲み分けの話ですね(と一応
みんな上記の手法を基本としているのが👨🦲❓不思議だったので紐解いてみると、香川高専で長く教えている先生(ロボコンを強くした方らしい)がその源流で、その教えから枝分かれしているようです。
びっくりするくらいマインドストームの在庫がある
その先生はレゴベースで入門からAIまで指導しているらしく、なるほどモジュールシステムという感じである。
かといって香川高専出身の方だれもがそうというわけではなく、今回たまたまそういうスタンスのコミュニティを見学させてもらったという方が正しいかも。
参加した会で、なんか喋ってと言われたのでその場で necobit のポートフォリオ的な画像や動画などを検索しながら、作ったもの(M5ステップシーケンサーとモバイルねこびっとくんをちゃんと荷物に入れておきました)とかインスタコードとかを見せてきた。
3、ついにご対面!フォーリーアーティスト
スタジオの入り口。会社ロゴではなく海外アーティストに描いてもらったとのこと。
necobitの主軸が音楽にあった頃に知り合ったフォーリーアーティストのわたなべまさふみさんが香川拠点で、偶然カワヅが香川に来たことを知ってアポが取れたので、最終日にスタジオを見学させてもらうことになりました。
ところで…フォーリーって何?な方も多いかと思います。フォーリーサウンドというのはいわゆる効果音でもあるのですが少し違っていて、人が動作する音や足音などの音に特化したサウンドのことを指します。
木、コンクリ、土等さまざまな足音が出せる
スタジオに入らせていただくと、いろんな違う足音が出せる床が沢山作ってあったりして、一般的な音楽制作スタジオとはだいぶ様相が違いました。
わたなべさんからは、そもそもフォーリーとは、から、日本や世界におけるフォーリーの立ち位置など、今まで知らなかった話をたくさん聞けました!
寝台列車で来たよ。帰りも!
というわけで…3つそれぞれにエコシステムを感じられてとてもよかった。香川高専の内容は自分のものづくりにも取り入れられる部分がありそうなので少し探ってみたいと思います。
今回は特に責務のない訪問をさせてもらったので存分に吸収する時間として過ごさせてもらいました。necobit は2人と1匹、基本的に篭りっぱなしでも全く問題ないんだけど、外でしか得られないインプットというのもやはりあるもんだな〜👨🦲💭と帰りのサンライズ瀬戸に乗りながら思うカワヅでした。
また行く...かもしれない。
香川にいる間うどんばっかり食べた、東京に帰ったら体重計が見たこともない数字になっていたのはナイショ…
すでに登録済みの方は こちら